
乳幼児期は、遊びの内容がどんどん変化していきます。今は、たくさん素敵な機能が付いている、安全で可愛いおもちゃがたくさん売っています。赤ちゃんが自分の手や足に関心を示している期間は長くはなく、やがておもちゃで遊ぶようになります。音や光、手触り、動きなど、色々な感覚を刺激するようなおもちゃがあり、訪問中もおもちゃで遊ぶ姿に成長や発達を感じて嬉しくなります。また、その性能の良さに改めて驚きます。
時々、手じかな物でお手製のおもちゃを作成し、一緒に遊んだりします。小さな細いペットボトルに鈴やきれいな玉を数個入れて、カラーテープで飾ります。握って振ると音が鳴るので、一生懸命握って振って、口にくわえたりして遊んでいます。
成長に伴い、少しずつ指の動きも複雑になります。次は、自分で扉を開いて遊べるようなおもちゃを、厚紙とソフトバンドで作成しました。扉を開けると、その先には私達が待ち構え、”いないいないばあ”をすると、声を出して喜んでくれます。
お手製のおもちゃは簡易的なものなので、お役が終わったら解体し分別して処分します。お手製の良さは、処分しやすさもありますが、その子の好みや発達に合わせたものを作る事ができるという点だと思います。乳幼児期の子供は、お気に入りのおもちゃで集中して遊び、時が来たら興味が移り、また新たなお気に入りで集中して遊ぶことも多いため、お手製おもちゃの手軽さも良いかもしれません。
とはいえ、自分は忙しさを理由にお手製おもちゃを子供に作った記憶は殆ど無く、売っているおもちゃに助けてもらいながら子育てを終了しました。余裕のあるときや、子供や孫と一緒に作る機会などに、安全に配慮しながら、お手製おもちゃを作ってみるのも楽しいかもしれません。